サイロ内清掃作業
サイロ内清掃事作業
堅実で丁寧な仕事と安全性の追求
危険が伴うため、従来、清掃することが困難だった、サイロ内の清掃作業は高い評価を頂いております。
当社では下記のような独自の特殊工法により、安全性を重視しながら、確実に仕上げていきます。
- 1.打ち合わせ
- ご希望や、サイロ内容物の性質、作業方法、作業期間等を打ち合わせします。
打ち合わせ時に3Dレーザースキャナーでサイロの内部撮影を行います。
図面等で寸法が分かれば正確な残t数が計算できます。
※サイロ内部の発塵状況により撮影ができない場合があります。
- 2.クリーナーサイト投入、作業孔の選定
-
セメントサイロの場合
◎サイロ上、H、HHレベル計、検尺孔、メジャーフローなどを撤去して頂きクリーナー作業孔として利用します。
◎クリーナー作業中はBGF(集塵設備)の運転が必要となります。
- 3.作業機器資材の配置
- サイロ下
大型コンプレッサー設置及メインホース配置。
- サイロ上
クリーナー作業準備及養生
- 4.クリーナー作業1(粉セメント)
- セメントサイロの場合、デッド表面の軟弱部( 表層) から作業を始め、先端部の特殊装置の働きで、瞬時に必要箇所を崩します。そして、抽出口へ溜め込み、通常運転( エアレーション) にて抽出します。
この作業を何度も繰り返し、デッド全体の7 ・8 割を抽出します。
作業中、発塵が発生する場合は仮設集塵機(毎分/最大45㎥)を設置し、環境に配慮した作業が可能です。
- 5.クリーナー作業2(固形セメント掻き崩し作業)
- 軟弱部( 表層) を崩し抽出した後、高所部壁面に付着した固結を上から崩します。
落下・崩落・埋没の危険性がない状態( 例えば、下部マンホールのレベル) まで作業を進め、サイロ内で人が安全に作業できる環境にします。。
- 6.サイロ内作業(人力による、掻き出し作業)
- 粉セメント掻き出し作業
固結が多く、既存の設備で抽出出来ない時は、ポータブルベルコンを、サイロ内へセットし、搬出します。
※状況により重機が入る場合もあります。
- 仕上げ
十分固結を落とした後、人力やバキュームなどで仕上げに入ります。
工事開始から完了まで
工事開始前
サイロ上部点検口より撮影
4000tサイロ工事開始前
壁面粉体高さ約10m
残1700t
クリーナー開始から1週間
壁面粉体高さ6mまで低下
クリーナー開始から2週間
壁面粉体高さ2.5mまで低下
工事完了